<崔順実ゲート>親朴・非朴系から「4月退陣・6月大統領選論」急浮上
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.12.01 13:38
セヌリ党で朴槿恵(パク・クネ)大統領の来年4月退陣・6月早期大統領選カードが急浮上している。朴大統領は11月29日、3回目の国民向け談話で「任期短縮を含む進退の問題を国会に委ねる」と明らかにしながらも、具体的な退陣の時期を言及しなかった。これに対し、朴大統領の弾劾を準備してきたセヌリ党非主流議員からなる「非常事態委員会」の報道官、黄永哲(ファン・ヨンチョル)議員は30日、記者会見で「大統領が自ら(重鎮らが提示した退陣の時点である)来年4月末までに辞退すると期限を明らかにすれば、弾劾案表決を見送る可能性もある」と述べた。朴大統領が来年4月に退くとしたら、選挙法上60日以内に大統領補欠選挙を行わなければならない。
親朴系のトップともいえる徐清源(ソ・チョンウォン)議員も側近を通じて「4月退陣に対する党内の共感が形成されただけに、党内指導部が野党と協議してほしい」という立場を明らかにした。セヌリ党の鄭鎭碩(チョン・ジンソク)院内代表は議員総会で「重鎮が提示した『4月辞退・6月大統領選』の日程が基準になり得る」と話した。
青瓦台(チョンワデ、大統領府)の鄭然国(チョン・ヨングク)報道官は「大統領は国会がどんな決定をしても、与野党が合意して決めた事案は受け入れる」と話した。