【取材日記】四流政治の韓国で一流企業は出てくるか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.11.17 09:05
世界で最もスマートフォンを多く売り、米国のプレミア家電市場で堅固な1位の座を占めており、新成長動力を確保しようと先端海外企業をどんどん買い入れる会社、それがまさにサムスン電子だ。米国IT業界が最も恐れる会社、中国の電子業界が超えようとする会社でもある。
それでもサムスン電子は一流ではない。崔順実(チェ・スンシル)ゲートに絡まっていく姿を見よ。政治実力者にお金を出した容疑でオーナーが検察に呼ばれ、何度も本社が家宅捜索される企業を一流といえるだろうか。同じ意味で韓国の大企業はすべて同じだ。韓国にはまだまともな一流企業は1社もない。
大企業がどのような釈明を出すのかわかる。「われわれが払いたくて払っただろうか。CJを見ろ。政権に嫌われ徹底的に叩かれた。政府がいまでも企業の最高経営陣を意のままにする時代だ。われわれも保険に入らなくてはならないのではないか」。