辛東彬ロッテ会長が出頭「捜査、誠実に協力」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.09.21 09:18
辛東彬(シン・ドンビン、重光昭夫、61)ロッテグループ会長が20日、検察に出向いて自身の2000億ウォン(約182億円)台の背任・横領疑惑に関する容疑者として取り調べを受けた。ロッテグループが1967年に設立されて以来グループトップが容疑者として召喚調査を受けるのは初めてだ。
検察は辛会長を相手に中国のホームショッピング企業ラッキーパイなど国内外の企業の不良買収、ロッテシネマなど系列会社を通した親戚企業への仕事発注集中など関連容疑を集中的に追及した。海外の買収合併の過程で発生した損失をグループ内外の系列会社に押しつけたり特定系列会社の最も重要な資産を安値でほかの系列会社に移転したりするなどのやり方で1200億ウォン台の背任行為を行った容疑についても問いただした。またロッテ建設など系列会社が最近10年間で600億ウォン台の使用可能資金を作る過程で辛会長が指示したり報告を受けたりするなど直・間接的に関与したかを調査した。