韓国軍、北潜水艦攻撃用の最新哨戒機P-8導入を検討

韓国軍、北潜水艦攻撃用の最新哨戒機P-8導入を検討

2016年09月01日11時15分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
comment
0
share
このエントリーをはてなブックマークに追加
mixi
写真拡大
米国は2009年、P-8ポセイドン海上哨戒機を開発し、P-3Cオライオンと入れ替えた。ポセイドン(左)がオライオンとメリーランド州パタクセントリバー海軍航空基地上空を飛行している。(写真=米海軍ホームページ)
  軍当局が北朝鮮の潜水艦探知能力を高めるため、最新型対潜哨戒機の導入を検討することにしたと、政府当局者が30日明らかにした。この当局者は「北が潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)開発だけでなく、最近、潜水艦を利用したさまざまな攻撃戦術を開発中」とし「北の潜水艦を識別して攻撃を遮断するための最新型海上哨戒機の導入を検討中」と述べた。

  哨戒機は空中を飛行しながら潜水艦を捜索して攻撃する軍用航空機。軍が導入を検討する哨戒機はボーイング737機を改造して開発したP-8ポセイドン4機だと、この当局者は伝えた。

  ボーイング737旅客機を改造したポセイドンは射程距離278キロのスラム-ERミサイルをはじめ、さまざまなミサイルを装着でき、爆弾・魚雷・機雷などを搭載し、潜水艦を発見すれば直ちに攻撃が可能だ。最新型音波探知装置の能動ソノブイ(sonobuoy)をはじめ、潜水艦探索のための多様な装備も備えている。海軍の関係者は「北の潜水艦はバッテリー充電のために水上に上がってきた時に探知しなければいけない」とし「ジェットエンジンと最新装備で武装したポセイドンは作戦の効率性を高めることができる」と述べた。

  軍は現在、1950年代末に開発されたP-3C(オライオン)中古航空機16機(1機あたり約66億円)を導入し、改良して使用している。しかしこの航空機では東・西・南の3面の海を探索するのに限界があるという指摘が以前から出ていた。特に2010年3月に北朝鮮潜水艇の魚雷攻撃で海軍の哨戒艦(1200トン)「天安」が爆沈された事件以降、韓国政府は海上哨戒機増強事業を推進してきた。

  軍の関係者は「国防部と国防研究院が妥当性を検討した結果、海上哨戒機を追加で導入するべきだという海軍の主張に一理があるという結論が出た」とし「当初は米国が使用したバイキング(S-3海上哨戒機)20機を導入する案を推進したが、進展がない状況だった」と話した。また「約1兆ウォン(約900億円)を投入して事業を進めようとしたが、購買の意向を表すと米国側が価格を上げ、2013年の導入規模を12機に減らすラインで調整したのが事業が進まなかった原因」と説明した。

  こうした中、最近、北朝鮮の潜水艦の脅威が強まり、海上哨戒機導入の議論にがまた弾みがついたというのが、政府当局者の説明だ。ただ、ポセイドンは1機あたり2500億-3000億ウォンであるため、従来の予算では4機以上購入するのが難しい状況だ。

  韓民求(ハン・ミング)国防部長官は29日の国会国防委で、「軍は2009年に製造が中断されたバイキング(S-3海上哨戒機)の導入を暫定的に検討しているが、このような旧式よりも新型が不要なのでは」というセヌリ党の白承周(ペク・スンジュ)議員の質問に対し、「早期に確保して運用しようという考えがあるが、いろいろと対象機種に関する否定的な評価があり、総合的に検討している」と述べた。米国もP-3CとS-3海上哨戒機の代わりに2009年の最初の飛行をポセイドンに変えた。また、豪州やインドもポセイドンを購買中だ。
【今日の感想】この記事を読んで・・・
興味深い
悲しい
すっきり
腹立つ
役に立つ

今日のイチオシ記事