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韓国与党前代表「このままでは国が滅びる…大統領権力の分散を」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.08.12 13:46
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民生ツアー中の金武星(キム・ムソン)セヌリ党前代表は11日、全羅北道高敞(チョルラブクド・コチャン)の毎日乳業上下(サンハ)農園で記者団と会い、「〔朴槿恵(パク・クネ)〕を当選させた時私がその総責任者だったのに、親朴では私のことを非朴と言っている」とし「一言で言えば、権力を分けたくないということだ」と述べた。

金氏は「大統領を当選させる時に私ほど汚れ役を担った者が他にいるだろうか。私はいつから非朴になったのか。なぜ物言わぬ者をこちら側、あちら側に分けるのか理解できない」とも話した。金氏は「(2012年朴槿恵)大統領選挙キャンプにいた人はみな朴大統領を当選させた立役者なので、親朴・非朴などと分けるのは正しいことではない」と指摘した。また「みな親朴で、その中で主流と非主流があるだけだ」としながら「その中で私は非主流」と述べた。

 
これに先立ち訪れた全羅南道霊光(ヨングァン)円仏教霊山(ヨンサン)聖地の聖来苑では「このままでは国が滅びる。大統領の権力を分散させなければいけない」と強調した。金氏は「大統領選挙で勝った政党は『世の中のすべてを手に入れた』と意気揚々で、敗れた政党は『滅びた』と言って大泣きする」とし「結果は51対49なのに、勝者がすべてを独り占めしてしまうことには承服できない」と述べた。続けて「70対30程度で権力を分散するべきだ」として「分権型改憲」を主張した。金氏は「帝王的雰囲気から民主的構造へと、大統領執務室から変わらなければならない。大統領に背中を見せるなと言って後ずさりしながら退出しようとして転倒したことがあるが、これは何のコメディーか」とも話した。

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