モバイルペイ先進国になった中国(1)

モバイルペイ先進国になった中国(1)

2016年07月25日11時38分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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食事後も財布の代わりに携帯電話
  中国浙江省杭州に住むインテリアデザイナーの林旻さん(33)はこの2~3カ月の間に現金を使った記憶がない。彼は「この前結婚した友達にご祝儀を現金で渡したのがほぼ唯一だ」と話した。財布の中のクレジットカードやデビットカードを取り出して使ったこともない。飲食店での食事代やタクシー料金、コンビニエンスストアやスーパーの買い物代金など日常的な消費の大部分はモバイル決済を通じて支払った。

  彼が現金やカードよりモバイル決済を愛用する理由は簡単だ。速くて便利なためだ。「掃一下(スキャンしてください)」。中国のお店で「いくらですか」ぐらい頻繁に使う言葉だ。店員が差し出すQRコードをスキャンした後に金額を確認し携帯電話に指をあてて指紋認証をするだけで決済は終わりだ。反対にお客が携帯電話に保存された自身の固有QRコードを表示させ店主に認識させる方法もある。どの方式でも決済はあっという間に終わる。

  林さんは「1度は露天商でスイカを1個買うのに朝の散歩道で財布を持っていない状態だった。『もしかして携帯電話で決済可能か』と尋ねたら『問題ない』という。屋台で4元(約63円)のせんべい1枚を買って携帯電話で決済したこともある。露天商の立場では釣銭を準備する必要がなく便利だ」。

  杭州中心部の銀泰百貨店駐車場には駐車位置ごとに地面にQRコードが大きく描かれている。駐車を終えた顧客がこれをスキャンすれば出て行く時に現金やカードを出して精算する必要はない。ナンバープレート認識システムが連動した携帯電話のアプリケーションを通じ自動で決済されるためだ。杭州に本社がある食品会社極伽のコーヒー自販機は最初から現金を受け付けない。商品別にボタンを押し点灯したらそれに該当する金額を投入する方式ではなく液晶画面に現れる案内文にしたがって注文し最後にQRコードを認識して決済する方式だ。したがって釣銭が不足して販売が中断されることはありえない。

モバイルペイ先進国になった中国(2)
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