<インタビュー>世界テコンドー連盟総裁「テコンドー、UFCぐらい面白く変わる」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.06.30 09:33
4年前のロンドンオリンピックで電子保護具システムを導入したのは「オリンピック退出種目に追い込まれたテコンドーが生き残る道は判定問題をなくすことだけ」というテコンドー関係者たちの助言を受け入れた結果だった。チョ総裁は「マーシャル・アート(marshall arts:テコンドーを含む武器を使わない武道を通称する表現)の純粋性を損ねるという批判もあったが、ほかに方法がないと感じて(電子保護具を)根気強く押し進めた」と説明した。
リオオリンピックを控えてWTFは、テコンドー独特の迫力感の回復を目標に掲げた。強い足で蹴ることと拳の攻撃だけが点数と認められるように電子保護具の感度を調整し、ヘッドギアにもセンサーを装着した。合わせて攻撃的な競技運営を誘導するために、四角形だった競技場の形を八角形に変えた。