韓国人、ほぼ毎日WHO基準超過の「第1級発ガン性物質」吸う(2)

韓国人、ほぼ毎日WHO基準超過の「第1級発ガン性物質」吸う(2)

2016年05月30日10時01分
[ⓒ 中央SUNDAY/中央日報日本語版]
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  国内でも粒子状物質汚染による健康被害を警告している研究結果は多様にある。中央SUNDAYが入手した「自動車の大気汚染物質露出人口を考慮した危害性評価の研究報告書」によれば、ソウル市内では道路周辺の粒子状物質(PM10)にさらされることによって月平均1179人、年間1万4000人余りが超過死亡すると推定された。この報告書は延世(ヨンセ)大学環境公害研究所で作成して環境部傘下の「オートオイル(Auto-Oil)委員会」に提出したもので、道路周辺の粒子状物質汚染度と流動人口数を基に超過死亡者を推定した。

  韓国環境政策評価研究院(KEI)のペ・ヒョンジュ博士は2014年の韓国環境保健学会誌に掲載した論文で、ソウル地域のPM10濃度が10マイクログラム毎立方メートル増加すれば、全体の死亡率は0.44%、心血管系疾患による死亡率は0.95%増加すると明らかにした。またPM2.5の濃度が10マイクログラム毎立方メートル増加すれば全体の死亡率は0.76%、心血管系疾患死亡率は1.63%増加すると分析された。ペ博士は論文で「65歳以上の高齢集団でPM10とPM2.5による超過死亡リスクが高いことが分かった」として「2026年に65歳以上の人口比率が20.8%で超高齢社会に入ると予想されるだけに対策準備が急務だ」と指摘した。

  特にソウル地域のPM10やPM2.5が健康に及ぼす影響がますます大きくなるという研究結果もある。高麗(コリョ)大学のイ・ジョンテ教授(環境保健学科)らが昨年、国際学術誌「環境研究(Environmental Research)」に掲載した論文によれば、PM10が10マイクログラム毎立方メートル増加する時のソウル地域の超過死亡率が2002~2006年には0.16%だったが2007~2011年には0.26%と現れた。PM2.5の場合は0.35%から0.48%に増加した。研究チームは粒子状物質の毒性が強くなった可能性もあり全体の大気汚染度とは違って一人ひとりが実際にさらされる汚染度は悪化する恐れもあるためこのような結果が出たと推定した。

  一方で国連環境計画(UNEP)は24日に出した「大気汚染改善のための実行(Actions of Air Quality)」報告書を通じて各国政府の大気改善政策の現況を評価した。韓国については「全般的に大気の質が改善されたが、石炭火力発電所、重工業が先導する経済成長、自動車の増加、黄砂などによって脅威を受けている」として「韓国は環境問題よりも経済を優位に置く傾向がある」と指摘した。(中央SUNDAY第481号)

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