北朝鮮、東海沖にミサイル5発発射
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.03.22 08:36
北朝鮮が21日午後、東海(トンへ、日本名・日本海)沖に短距離ミサイルを発射した。先月7日に長距離ロケット(ミサイル)「光明星号」の発射以降、すでに4回目だ。韓国合同参謀本部の関係者はこの日、「北朝鮮がきょう午後3時19分から4時5分にかけて咸鏡南道咸興(ハムギョンナムド・ハムフン)の南方20キロ地点から東海沖に5発の短距離発射体を撃った」とし「発射体は200キロ余りを飛行し、飛行軌跡等を通してどのような種類のものか確認中」と明らかにした。
軍関係者は「北朝鮮がことしに入ってさまざまなミサイルを発射している」とし「また、どこからでも韓国を攻撃できるという能力を見せつけるようにミサイルの発射地点がすべて異なる」と述べた。北朝鮮は今月3日、江原道元山(カンウォンド・ウォンサン)一帯からKN-09(6発)を発射させたことに続き、10日には黄海南道黄州(ファンヘナムド・ファンジュ)一帯から東海沖にスカッドミサイル2発を発射した。18日には平安南道肅川(ピョンアンナムド・スクチョン)近隣からノドンミサイル2発を発射したが1発は発射直後に空中で爆発した。軍関係者は「李淳鎮(イ・スンジン)合同参謀議長とカーティス・スカパロッティ連合司令官がこの日、東海で訓練中の原子力空母『ジョン・C・ステニス』を現場指導した」とし「北朝鮮がこれに対する牽制次元でミサイルを発射した可能性もある」と述べた。