米前国務次官「金正恩は金正日より残虐…北、国でなくカルト集団」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.02.19 08:54
米国の北朝鮮核問題交渉の責任者だったウェンディ・シャーマン前国務次官が「北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記は金正日(キム・ジョンイル)総書記よりも残虐だ」と述べたと、日本の毎日新聞が18日報じた。日本を訪問中のシャーマン氏は前日のインタビューで、「金総書記は我々との交渉に臨もうとしていたが、(金第1書記は)そのような気配もない」とし、このように話した。
シャーマン氏は昨年夏にイランとの核交渉に出席した経験に基づき、「イランは国際社会とのつながりがあったし、国として機能しているが、北朝鮮は国というよりもカルト集団だ。北朝鮮相手の交渉の方がはるかに厳しいものがある」と困難を吐露した。
中国が国連安全保障理事会の新しい北朝鮮制裁に消極的であることについては、「鍵を握るのは中国だ。北朝鮮に対する資源供給(を縮小する)など多くの手段を握っている」と述べ、強力な制裁に積極的な姿勢を見せることを促した。