「ビッグデータの金鉱、韓国…障壁高く活用度は先進国の30%」(1)

「ビッグデータの金鉱、韓国…障壁高く活用度は先進国の30%」(1)

2016年01月15日14時23分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  「韓国はビッグデータの金鉱だ。しかし活用程度は先進国の30%に過ぎない」

  米国シリコンバレーのビッグデータサービス企業「トレジャーデータ」の芳川裕誠・最高経営責任者(CEO)は14日、韓国経済新聞とのインタビューで韓国のビッグデータ市場についてこのように評価した。

  韓国は世界で最も速いインターネット環境を備えている上に、街中のスーパーや飲食店にまでクレジットカード決済インフラが敷かれており、どこの国よりも質の高いビッグデータを生産している。それでも「これを産業化してビジネスを創り出すことでは大きく立ち遅れている」ということが彼の診断だ。

  投資会社でベンチャーキャピタルを担当した彼は、ビッグデータの発展の可能性を見越して2011年に会社を設立した。大企業の専有物だったビッグデータの分析を、一般企業でも安いコストで実現できるプラットホームを作り設立直後から注目を浴びてきた。

  欧州最大のモバイル広告会社モブフォックス(MobFox)など世界130社余りの企業に関連サービスを提供しており、2014年米国ガートナーのビッグデータ部門「クールベンダー」賞を受賞した。ヤフーの共同設立者ジェリー・ヤン氏、プログラミング言語「ルビー」の開発者まつもとゆきひろ氏らがトレジャーデータの主な株主だ。

  彼は韓国がビッグデータ活用で遅れをとった原因について、まず進入障壁を理由に挙げた。安いコストで使える分析ツールが相対的に少ないために中小企業・零細企業などでビッグデータを活用することを躊躇しているということだ。

  もう1つは人に対する投資不足だ。データを収集・保存するシステム構築には積極的だが、データを分析して解釈を導き出せる人材養成はおろそかにしていたという意味だ。芳川CEOは「ビッグデータ活用にともなうセキュリティー問題や個人情報流出について敏感な社会の雰囲気も障害になっている」と診断した。

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