MERS変異ないといったのに…韓国で変異を公式確認
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.01.08 16:28
昨年韓国を襲ったMERS(中東呼吸器症候群)コロナウイルスが国内で変異していた事実が初めて公式に確認された。ウイルスの変異があったということは伝播力と致死率が増幅される可能性を見せている。
疾病管理本部は昨年、MERSの診断を受けた患者8人から採取した喀痰(かくたん)を利用してMERSウイルスの表面の糖たん白質の遺伝子を分析した結果、このような変異が観察されたと8日明らかにした。これは防疫当局の公式の立場をくつがえすものだ。流行当時の昨年6月18日に防疫当局は世界保健機構(WTO)との共同調査を通じて韓国で流行したMERSコロナウイルスは中東で流行したものと同じようなもので変異はないと発表していた。