わずか5、6年…韓国勤労者の平均勤続期間OECD最短
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.12.23 13:20
韓国勤労者の平均勤続期間は5、6年(2014年基準)で、経済協力開発機構(OECD)で最も短いことが分かった。年間労働時間は2057時間で、メキシコ(2327時間)、チリ(2064時間)に次いで3番目に長かった。雇用労働部が22日に出した「統計で見る韓国労働市場の姿」の内容だ。946ページのこの冊子は、李基権(イ・ギグォン)雇用部長官が2014年7月に就任した際、「国内労働市場の実態と環境がひと目で分かる『参考書』を作るべき」と指示したことを受け、1年余りの作業の末に発刊された。
韓国勤労者の平均勤続期間は2009年の4.9年から昨年は5.6年に増えたが、依然として最も短かった。OECD平均勤続期間は9.5年で、イタリア(12.2年)、スロベニア(11.6年)、フランス(11.4年)は韓国の倍を超える。