【コラム】たまに殴ってやりたい奴はいるが…=韓国(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2015.12.08 10:55
生きていれば、ただつかんで殴ってやりたい人がいる。ぐだぐだと言いながら怒らせておいて、ついに謝らない奴。弱点を掘り起こしてつつきながら法で問い詰めても一言も負けない奴…。
しかし相手より力が弱かったらどうか。生半可にげんこつで殴られるのが常だ。暴力を行使する口実だけを与える。自分が力を育てても、法で対応するしかない。でなければ、ほかの力強い人の助けを受けなければならない。そうでなくても憎い奴にどうして大義名分まで与えるだろうか。
韓国は日本に対する時に感情が先んじる。数えきれないほどやられながらも気分にしたがって動く。それで得たものが何だろうか。羽目をはずして名分も実利もすべて譲り渡すのではないのか。力を育てて越えることもできず、法的対応のための準備も足りない。それでもほかの力が強い人の助けを受ける外交的な布石と関係改善の努力もおろそかにしている。