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【時視各角】ショパン・コンクールとノーベル賞は土着の力=韓国(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.10.27 09:48
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今では韓国の目や耳が明るくなり、このようにして埋もれている才能を見逃さない。順天(スンチョン)大学のパク・スクリョン教授が9歳の時から直接指導し、中1の頃からはソウル大学のシン・スジョン名誉教授も加勢した。これだけではない。鄭明勲ソウル市響監督は16歳の彼を呼んで3回もソウル市響と共演させた。鄭京和も「ショパン専門家」を紹介してワンポイントレッスンを促した。韓国のピアノの生態系が見違えるほど豊かになったのだ。そうやって熟した実がチョ・ソンジンの優勝だ。

ショパン・コンクール優勝の翌日、青瓦台(チョンワデ、大統領府)は国家科学技術諮問会議を開いた。朴槿恵(パク・クネ)大統領は「世界のトップクラスの研究者を育ててノーベル賞を取ろう」と注文した。だがショパン・コンクール優勝と比べて韓国の科学界の生態系も冷静に探ってみれば良い。これまで多くの科学高校・英才高校をつくってKAIST(韓国科学技術院)・ポステック(浦項工科大学)も作った。そうやって選んだ英才が医大・歯科大へと集まっていく。理工系の指導教授も「修士・博士は米国で」として背中を強く押す。地場産の博士学位は冷や飯を食わされている状況だ。国内のポストドクター(博士号取得後)過程は「情熱ペイ(情熱を盾に低賃金労働をさせる考え方)」に苦しめられる。これだから高級人材と知識が蓄積されるわけがない。韓国は高級頭脳が海外にたくさん流出する世界15位だ。

 
参考までに、この頃「ノーベル賞の国」である日本は、最高頭脳に国内で修士・博士を終えるようにするのが伝統だ。日本の米国留学生が韓国より少ない理由だ。その後2~3年間、日本は世界最先端研究所で思う存分研究するようにポストドクター過程を豊かに支援する。再び本国に戻ってくる高級頭脳とともに日本の科学生態系は豊かになっている。もしかしたらピアノで日本を抜いた韓国がノーベル賞を受賞できない秘密がここに隠れているのかもしれない。

イ・チョルホ論説室長


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