鄭夢準FIFA名誉副会長、パリで次期FIFA会長選挙への出馬を宣言
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.08.18 09:21
「世界サッカー大統領」に挑戦状を出した鄭夢準(チョン・モンジュン)国際サッカー連盟(FIFA)名誉副会長(64)の出馬表明は簡潔で悲壮だった。「透明性」と「責任性」を2大キーワードとし旧態と不正で汚されたFIFAを洗い流すと宣言した。長期政権の副作用の可能性を元から断つため、ただ1回、4年の任期にすべての改革を終えるという青写真も明らかにした。
鄭名誉副会長は17日、パリ市内のホテルで記者会見を行い、次期FIFA会長選挙への出馬を宣言した。出馬宣言文で鄭名誉副会長は「次期FIFA会長は現在の深刻な危機を克服し組織を改革できる人物でなければならない」と述べた。鄭名誉副会長は2011年に欧州のあるスポーツ専門紙が「ブラッターFIFA会長に対しどう考えるのか」というテーマで実施したアンケート調査で回答者の95%が「サッカーをだめにする人物」と言及した事例を提示し、「FIFA会長がサッカーファンに揶揄の対象になってしまった現実に胸が痛い」と付け加えた。