【コラム】ドイツと手を握った中国の革新、韓国企業を市場から追い出す(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.06.29 07:56
韓国企業と直結する問題だ。山東省煙台に工場を置く斗山(ドゥサン)インフラコアは2010年までも中国掘削機市場の約15%を占める最強者であった。その年に2万台以上を販売した。しかし現在、市場シェアは半分に減った。ローカル(中国)企業の躍進のためだ。特に建設装備分野の代表企業である三一重工業にシェアを奪われた。2010年に6.6%だった同社の市場シェアは現在、約17%にのぼった。逆転だ。
三一が技術を導入する国がドイツだ。同社は2012年、ドイツの有名重装備会社プツマイスター買収で技術を確保し始めた。ケルンにR&Dセンターと教育センターも設立した。斗山の関係者は「技術面でも三一はすでに韓国製品に追いついた」と話す。