<MERS>韓国でのウイルス拡散過程を究明(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.06.11 10:22
◆MERSウイルスを拡散させた病室構造
ウイルスが拡散しやすい8104号室の構造的特徴も今回の調査で明らかになった。この部屋には排気口と換気口がない。50.4平方メートル(15.3坪)規模の病室が2つの2人部屋に分けられ、8104号室には換気口がなくなった。最初の患者の部屋の空気がウイルスで満たされた構造的原因は構造の変更にあった。漢陽大のヤン・ネユン教授(建築工学科)は「その病棟には病室が32室があったが、よりによって最初の患者が入院した病室にのみ換気口・排気口がなかった」と話した。