「韓国、現実を直視する必要ある」…インドに目を向けるGM

「韓国、現実を直視する必要ある」…インドに目を向けるGM

2015年05月05日14時21分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  ゼネラルモーターズ(GM)のアジア生産拠点が韓国からインドに変わる見込みだ。韓国の労働コスト上昇による競争力低下と、インド市場に本腰を入れるGMの戦略がかみ合った結果だ。収益最大化のためにGMはすでにグローバル製造工場を再編してきた。豪州工場とインドネシア工場はすでに閉鎖し、タイでは生産規模を減らした。

  ステファン・ジャコビ海外事業部門社長は3日(現地時間)、ロイター通信のインタビューで「韓国工場を閉鎖する具体的な計画はない。しかし韓国GMが競争力を維持するためには効率性を高める必要がある」と明らかにした。ジャコビ社長は「GMは数年前、韓国工場の経営改善作業を始めたが、強力な労組が難題」とし「会社が韓国の現実を直視する必要がある」と述べた。

  韓国GMは昨年、63万台を生産した。工場稼働率は79%台だ。米国自動車市場調査企業IHSによると、米国・カナダ・メキシコなどGM北米工場の昨年の平均稼働率は100%。このため韓国GMの収益性が低いという指摘が続いていた。ロイター通信は「韓国は数年間、GMの低コスト輸出ハブとして世界生産の20%を担ったが、過去5年間に労働コストが日本に迫るレベルまで上がった」と分析した。

  韓国での苦戦のためGMが視線を向けたのはインド。その間、GMの立場でインド市場は鶏肋のようなものだった。進出して18年過ぎたが、成果は上がらなかった。昨年インド内のGMの販売台数は5万7600台と、市場シェアは1.8%にすぎない。1-3月期はインドで385億ルピー(約730億円)の損失を出した。しかしモディ首相の執権後、インド経済が活力を取り戻し、GMも新たなチャンスを狙っている。10年以内に市場シェア5%を確保し、年間40万台を販売する計画だ。このためインドで新しい小型車を出す予定だ。

  ジャコビ社長は「インドは自動車産業の大きな白紙」とし「低賃金を基礎にインドで生産した自動車の30%(年間17万台)を東南アジアと南米に輸出する」と明らかにした。これは現在のインド国内のGMの年間生産規模(28万2000台)を57万台に増やすことを示唆している。IHSオートモーティブのジェームズ・チャオ・アジア・太平洋部門責任者は「インドがGMの主要グローバル生産と輸出ハブになるだろう」とし「GMのアジア輸出基地としてインドが部分的に韓国の代わりをするはず」と話した。

  これに関し、韓国GMのセルジオ・ロシャ社長は4日、京畿道(キョンギド)高陽市(コヤンシ)韓国国際展示場(KINTEX)で開催された「世界電気自動車大会」で、記者らに対し、「韓国で生産中の一部をインドに移管することは絶対にないはず」と述べた。ロシャ社長は「インド市場はスパークをはじめとする軽自動車と小型車の需要が多いところ」とし「そこに合う現地化された車をインドで生産するという意味」と話した。
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