日帝痕跡を文化空間に…群山市・旧市街の大変身
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.04.17 17:22
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群山市が旧市街に残されていた日帝時代の建築物を活用した都心再生事業で観光客を集めている。(写真=群山市)
数年前は町内の住宅のうち半数は空き家だった。街頭は昼間にも人通りが少なく、うら寂しかった。夜になれば街灯がないところが多く、薄暗くて犯罪が起きやすい地帯だと後ろ指を差された。だが、最近になって観光客が続々と押し寄せている。人と車が入り乱れ、道路が混雑なほどだ。翌月からは車両通行の規制を本格化させていく方針だ。
都心再生成功モデルとして脚光を浴びているのは、全羅北道群山市(チョルラブクド・クンサンシ)の蔵米洞(チャンミドン)と月明洞(ウォルミョンドン)。この地域は近代文化都市造成事業を通じて全国的な注目を浴び、平日700~800人、週末になると1日3000~5000人の訪問客が集まる。今年1年だけで70万~100万人の観光客が予想されている。