自殺の会社会長、メモに8人の名前と金額…朴大統領の元側近2人も

自殺の会社会長、メモに8人の名前と金額…朴大統領の元側近2人も

2015年04月11日09時06分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  9日に死亡した成完鍾(ソン・ワンジョン)京南(キョンナム)企業会長(64)が残した55文字のメモ1枚が朴槿恵(パク・クネ)政権を揺るがしている。現職の首相と青瓦台(チョンワデ、大統領府)元・現秘書室長3人、与党の広域団体長3人、元与党事務総長の計8人の名前が書かれていたからだ。ほとんどが「親朴(親朴槿恵系)」だ。

  成会長の資源開発不正容疑を捜査してきたソウル中央地検特捜1部は10日、「9日午後に北漢山(プッカンサン)兄弟峰付近で死亡しているのが発見された成会長の遺体の検視過程で、ジャンパー左側のポケットから政・官界の8人の実名が書かれた白いメモ用紙が見つかった」と明らかにした。

  検察と警察によると、A4用紙の3分の2ほどの大きさの白いメモ用紙には、許泰烈(ホ・テヨル)元青瓦台秘書室長7億、劉正福(ユ・ジョンボク)仁川市長3億、洪文鐘(ホン・ムンジョン)元セヌリ党事務総長2億、洪準杓(ホン・ジュンピョ)慶尚南道知事1億、釜山市長2億と書かれていたという。金淇春(キム・ギチュン)前秘書室長の名前の横には「2006年9月26日」という日付のほか「ドイツ・ベルリン」と書かれていた。同年9月26日は金前室長が当時の朴槿恵ハンナラ党代表に随行し、ベルギー・ドイツを訪問した日程(9月23日-10月2日)に含まれる日だ。李完九(イ・ワング)首相と李丙ギ(イ・ビョンギ)現青瓦台秘書室長は金額や日付がなく名前だけが書かれていた。

  成会長は自殺する直前の9日午前6時、京郷新聞の記者に電話をかけ、「2006年9月にベルギー・ドイツにVIPを連れていくことになった金淇春前室長に10万ドルを両替して渡し、許泰烈元室長には2007年の大統領選挙当時に現金7億ウォンを3、4回に分けて伝えた」と語った。これに対し、メモに登場した8人は一斉に「金品を受けたことはない」と否認した。

  特に成会長は最近、与党の親朴系の元老および重鎮議員を訪ねて救命を求めたと、与党関係者が伝えた。「金品を渡した具体的な日時と状況が入った帳簿および証明資料があり(金品の伝達に関与した)職員も知っている」と話したという。また、与党の要人は「成会長は『お金の話が検察に流れる可能性もある』と脅迫したこともある」と話した。李丙ギ秘書室長も「(成会長が)検察の捜査が報道される頃、何度も電話をかけてきて連絡してほしいというので、2回ほど電話をし、『堂々と調査を受けるべき』と話した」と述べた。

  この日、金鎮太(キム・ジンテ)検察総長は成会長のメモについて「作成の経緯など確認できる部分を確認し、関連法理も徹底的に検討し、結果を総長に報告しなさい」として事実上、捜査を指示した。これを受け、検察はまず筆跡鑑定を通じてメモの作成者が成会長かどうか確認した後、遺族と京南企業から関連資料を提出させて検討する計画だ。新政治民主連合は検察の徹底的な捜査を求める一方、特別検事の導入まで取り上げた。
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