放射線の汚染土ぎっしり…福島住民ら「帰郷できない」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.03.04 09:21
先月25日、日本の福島第1原発から北西に38キロ離れた飯舘村。
昼間は出入りが可能だが、夜には離れなければならない「居住制限区域」だ。村の中心からバスに乗って国道399号線を通って原子力発電所がある南に接近すると放射線測定器が突然「ピリッピリッ」といいながら揺れた。山道をぐにゃぐにゃと回る坂道。画面はすでに「高濃度」を知らせる真っ赤な色に変わっていた。
測定値は1時間あたり7.04マイクロシーベルト。一般人の被爆許容基準値である約0.19マイクロシーベルトの37倍だ。「ガラス窓で遮断されているからバスの外はこれより1.5倍程度高い」(菅野宗男「ふくしま再生の会」理事)という説明を聞いて恐怖感に襲われた。