朴大統領、「北朝鮮、韓国に来ずともサイバー通じて社会混乱・世論操作」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.02.06 11:20
朴槿恵(パク・クネ)大統領は5日「北朝鮮は伝統的な軍事的な威嚇と共に、主体不明の新たな手段の挑発によって韓国社会の対立と混乱を誘導している」として「別の見方をすれば大韓民国まで来なくてもサイバーを通じていくらでも韓国社会を混乱させ世論を操作することもできる」と話した。
朴大統領はこの日、青瓦台(チョンワデ、大統領府)で主宰した第48回中央統合防衛会議で「北朝鮮の威嚇は変わらないだけでなく、むしろ多様な方法を動員して増加している」として、このように強調した。朴大統領は「昨年と今年、北朝鮮の仕業と推定されるサイバーテロが韓国と米国で発生した」として韓国の原子力発電所の図面流出事件や米国の映画会社「ソニー・ピクチャーズ」ハッキング事件について言及した。2件の背後には北朝鮮がいると指摘されていた。