韓国、潜水艦司令部を創設…世界6番目(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.02.02 09:02
海軍が1日、潜水艦司令部を慶尚南道鎮海(チンヘ)基地に創設し、作戦や教育訓練を担当することにした。潜水艦司令部の創設は米国・日本・フランス・英国・インドに続き世界6番目。これまでは海軍作戦司令部の傘下に准将が指揮する第9潜水艦戦団が運営してきた。これを別の司令部に格上げし、海軍1・2・3艦隊司令部と同級にし、海軍少将が指揮することにした。初代潜水艦司令官は第9潜水艦戦団長、海軍作戦司令部副司令官などを歴任したユン・ジョンサン少将を任命した。
海軍出身のムン・クンシク予備役大佐は「今まで作戦は海軍作戦司令官が、教育訓練は戦団長が、整備は軍需司令部が担当していたが、困難が多かった」とし「司令部の創設で統率された作戦や軍需支援などが可能になり、潜水艦強国に浮上できる契機が用意された」と話した。潜水艦は密かに敵陣近くに接近でき、水中から1000キロ以上攻撃できるミサイルの搭載が可能だ。このため各国は潜水艦を戦略武器に分類し、大々的な「潜水艦熱戦」を繰り広げている。