「ドーピング疑惑」の朴泰桓「選手として練習続ける」=韓国

「ドーピング疑惑」の朴泰桓「選手として練習続ける」=韓国

2015年01月29日17時06分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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朴泰桓(パク・テファン)(写真=中央DB)
  来月27日に禁止薬物の陽性反応について釈明するため国際水泳連盟(FINA)の聴聞会に出席しなければならない朴泰桓(パク・テファン、26、仁川市庁)が、これとは関係なく通常通り練習を進める。

  朴泰桓側の所属事務所チームGMPの関係者は「今はしばらく休息を取っているが、選手としての練習は継続する」と29日明らかにした。ドーピングに関する追加の立場表明があるのかについての質問には「現在、検察の捜査がいち早く進行している。そのため関連状況については答えることはできない」として「FINA側でも追加の報道が出ることを望んでいない」と言い切った。さらに「懲戒処分の程度を最大限低くするためにFINAに全面的に協力している」とつけ加えた。

  朴泰桓側は懲戒処分の程度を減らすことに焦点を合わせている。韓国水泳の看板スター朴泰桓が危機に陥った。彼は昨年7月、ソウル中区(チュング)のT病院でネビド(NEBIDO)を接種した。主に男性の更年期治療として使われる薬だ。男性ホルモンが不足しているという話に何度か禁止薬物ではないのか確認した。そしてネビドを投薬した。

  9月にはFINAの抜き打ちドーピング検査を受け、10月に体内からテストステロンが検出された事実を通報された。驚いた朴泰桓は再検査を要請した。12月の再検査でも陽性判定が出てくるとすぐに手術した病院を告訴した。27日、チームGMP側はドーピングの事実を知らせた。来月27日にはスイスのローザンヌで関連の聴聞会が開かれる予定だ。

  韓国ドーピング防止委員会(KADA)側の関係者は「テストステロンが検出された場合、昨年までは通常2年の資格停止の懲戒処分を受けていた。今年は懲戒が強化されて最低2年から最高4年だが、朴泰桓の場合は昨年摘発されたものなので適用されない」として「ただし故意性がなくても免責事由にはならない。懲戒処分を避けることはできないだろう」との見方を示した。

  朴泰桓側もこの事実をよく分かっている。それで懲戒処分の程度を低くすることに全力を傾けているのだ。手術を受けた病院を告訴し練習を持続するのも故意性がなかったということを示すためだ。故意性がなかった場合、懲戒処分は半分に減らすことができる。1年に減らせば2016年のリオデジャネイロ・オリンピックへの出場は可能だ。

  朴泰桓には名誉回復が必要だ。故意であろうとなかろうと、朴泰桓は今回の問題でイメージに大きな打撃を受けた。外信も「清潔なイメージの朴泰桓が汚点を残した」と報道するほどだった。

  ドーピングの懲戒処分を克服して復帰した例は多い。女子棒高跳び代表のイム・ウンジ(26)は、ムカデ丸薬を間違って摂取してドーピング検査にひっかかった。広州アジア競技大会を前に太極マークを返却した。柔道のパン・キマン(32)も他国選手から渡された飲み物を飲んだ後にドーピング検査にひっかかった。メチルヘクサミンが入っていた飲み物で2年間の試合参加禁止となった。しかしイム・ウンジとパン・キマンは昨年の仁川(インチョン)アジア競技大会で見事に再起した。3位となったイム・ウンジは韓国陸上で初のメダルを手にして涙を流した。パン・キマンはトップに立って叫んだ。朴泰桓も彼らのように再起を夢見ている。
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