韓国次期首相候補、家族めぐる疑惑を全面否定
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.01.25 12:34
次期首相に内定した李完九(イ・ワング)氏が二男の兵役免除疑惑と実弟の贈収賄疑惑について全面否定し、公開検証するという意向も明らかにした。李氏側のセヌリ党金在原(キム・ジェウォン)院内首席副代表は24日、政府ソウル庁舎で会見を開き、「李氏の二男は米国留学中にサッカーの試合で負傷した。国外留学者で兵籍管理入営延期対象だ」と主張した。また、「異論を提起し続けるならばメディア関係者の前でエックス線撮影などあらゆる証明をする用意がある」と明らかにした。
金副代表は、「李氏の二男はサッカーの試合で右ひざ前十字じん帯が完全に破断し手術を受けた。これによって不安定性大関節を理由に5級の判定を受けた」と説明した。
入営延期疑惑と関連しては、「2001年から5年間にわたり米ミシガン大学などで学業を修めた。この期間は兵務庁で国外留学者として兵籍管理を受け、本人が完全帰国するまで入営延期対象だった」と話した。合わせて「2002年9月に入営通知があったが電算エラーによるミスで、ソウル地方兵務庁から『留学出国者であることを確認し即時入営通知取り消し』を通知した」と述べた。