【コラム】統一、大陸型経済に向かうチャンス=韓国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.01.21 13:26
農業も同じだ。韓国の1農家あたりの耕地面積は1.5ヘクタール規模でオランダの18分の1、スイスの12分の1に過ぎない。だが北朝鮮は違う。農地が全て国有とみなせば、いくらでも米国のサンキスト、ニュージーランドのゼスプリのように世界的な農業企業を育成できる。
山林業にも革新のチャンスがある。実際、韓国の山林緑化事業は半分ぐらいの成功だ。はげ山を青くさせることには成功したが、無計画にむやみに植えて現在の雑木林になってしまった。この期に及んで一度植えた木を変えることもできない。だが北朝鮮では韓国の失敗経験を繰り返すわけにはいかない。北朝鮮の山々はほとんどはげ山なので木を新しく植えなければならない。この機会に山林緑化は初期計画段階から今後の山岳ビジネスとして活用されるよう準備しなければならない。