【コラム】統一、大陸型経済に向かうチャンス=韓国(2)

【コラム】統一、大陸型経済に向かうチャンス=韓国(2)

2015年01月21日13時26分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  農業も同じだ。韓国の1農家あたりの耕地面積は1.5ヘクタール規模でオランダの18分の1、スイスの12分の1に過ぎない。だが北朝鮮は違う。農地が全て国有とみなせば、いくらでも米国のサンキスト、ニュージーランドのゼスプリのように世界的な農業企業を育成できる。

  山林業にも革新のチャンスがある。実際、韓国の山林緑化事業は半分ぐらいの成功だ。はげ山を青くさせることには成功したが、無計画にむやみに植えて現在の雑木林になってしまった。この期に及んで一度植えた木を変えることもできない。だが北朝鮮では韓国の失敗経験を繰り返すわけにはいかない。北朝鮮の山々はほとんどはげ山なので木を新しく植えなければならない。この機会に山林緑化は初期計画段階から今後の山岳ビジネスとして活用されるよう準備しなければならない。

  3つ目、統一は北東アジア「共同繁栄」のチャンスだ。韓国は事実上、島国経済だ。そうすると電気も韓国が自主的に解決しなければならず、物流も船や飛行機を利用しなければならない。韓日海底トンネルのような大型プロジェクトも推進するのは困難だ。島国と島国をつなぐトンネルなので効率が落ちるためだ。だが統一すれば私たちは大陸型経済へと背伸びできる。韓日中の経済繁栄共同体を構築するのだ。韓日中の各国の電力ピークタイムによって余分な電気を互いに輸出する事もでき、鉄道をつないで韓半島がロシア・欧州に通じる前哨基地の役割を果たすこともできる。韓日海底トンネルも十分に実現できる。そのほかにもガス・物流・観光など北東アジア大陸圏で成長の機会は無限だろう。

  統一は韓国・北朝鮮や周辺国家の「全て」にとって大当たりなのだ。統一は韓国・北朝鮮の双方にとってビジネスと革新のチャンスを提供し、さらには北東アジア地域にとって平和と繁栄のための礎になる。もう迷う理由はない。光復70周年を迎えた今、韓国・北朝鮮と周辺諸国の信頼を得るための約束、統一ビジョンの樹立議論がいつになく必要だ。

  イ・スンチョル全国経済人連合会副会長

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