就職率98.8%の金沢工業大学…秘訣は“夢考房”での実習(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.12.16 09:16
先月26日、金沢工業大学。ほの暗くなった午後6時、「夢考房」と呼ばれる建物に学生たちが1人2人と集まり始めた。何でも自分が望むものを直接作ってみることができる放課後実習場だ。
人力で飛ぶ飛行機、ガソリン1リットルで2000キロメートル以上走る超低燃費自動車など、学生たちはチームに分かれ各自のプロジェクトに打ち込んでいる。低燃費自動車の整形作業をした機械工学科2年生の伊藤翼さんは、「毎日3時間以上作業に取り組んでいる」と話す。彼の先輩たちは自動車メーカーのホンダが主催した省エネルギーレースに出場し2011年から今年まで4年連続で優勝した。卒業した後はほとんどがトヨタやホンダなど屈指の自動車メーカーに就職する。伊藤さんは「新しいエンジンを開発して国際大会で優勝するのが夢」と話した。