韓国沈没漁船、本当の船長は乗船していなかった

韓国沈没漁船、本当の船長は乗船していなかった

2014年12月11日09時26分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  今月1日、ベーリング海で沈没した思潮(サジョ)産業の501オリョン号は「幽霊船長」が運航させていたと確認された。また書類上申告されていたキム船長(51)は、船に乗ってもいなかったと発表された。

  オリョン号沈没事故を捜査中の釜山(プサン)海洋安全警備処は10日、記者会見を行って「思潮産業が、陸上勤務中だったキム船長が船を運航するように書類を偽造して乗船申告をしていたことが明らかになった」と明らかにした。

  釜山海洋処によれば思潮産業は501オリョン号が出港する前日の3月7日、釜山海洋港湾庁に乗船申告をして船長資格のないキム3級航海士(46)を船長として記載するなど資格不足の船員多数を名簿に上げた。501オリョン号の船長は船舶職員法上、2級航海士以上がつとめることができる。

  釜山海洋港湾庁の担当公務員はこうした事実を発見した後、免許級数を合わせるよう指示した。すると思潮産業は陸上勤務中のキム船長をオリョン号船長として再び虚偽申告をした。またキム3級航海士は甲板手として、機関長は操機手として、1等機関士は2等機関士にそれぞれ修正申告した。だが本来キム船長はオリョン号に乗らなかっただけでなく、こうした事実さえ知らなかったと明らかになった。思潮産業は事故が起きた翌日の2日には釜山港湾庁に「当初3月25日に乗船する予定だった船長が事情ができて搭乗できなかった」と釈明もした。

  釜山海洋処の関係者は「501オリョン号が必須船員である2・3等機関士もなしに出港し、船に乗った船長と2等航海士も資格不足だったという事実を会社側も認めた」として「釜山港湾庁の公務員が不十分な乗船申告を受け入れる過程でわいろが行き来したのかについても捜査する方針」と明らかにした。これについて思潮産業側は「航海士が船長の代わりに乗船したのは確認したが、どんな理由でそうしたのかは確認中」と話した。

  一方、501オリョン号の生存者と遺体を乗せたロシア船舶オーディーン号はこの日現地を離れて20日頃に釜山港に到着する予定だ。オーディーン号には東南アジア国籍の生存者6人と遺体21体がのっている。韓国人船員は家族が一緒に来ることを願って今回の移送には含まれなかった。
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