大韓航空副社長、離陸準備中に航空機後進を指示
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.12.08 17:02
趙顕娥(チョ・ヒョンア)大韓航空副社長(40)が機内サービスに対する不満のため事務長を機内から降ろし、離陸準備中だった飛行機を後進させ、物議をかもした。
趙副社長は5日午前0時50分(現地時間)、米ニューヨークJFK空港で、仁川行きのKE086航空機に搭乗していた。離陸のために滑走路に移動している途中、趙副社長は事務長に機内から出るよう指示した。このため航空機は再びゲートに戻って出発が遅れ、約250人の乗客に影響が生じた。
大韓航空などによると、趙副社長はピーナッツなど堅果類を配っている乗務員に「マニュアル通りのサービスが行われていない」と指摘した。乗客の意向を尋ねた後に堅果類を皿に入れて出すべきだが、袋ごと渡している点も問題視したのだ。趙副社長は当時、ファーストクラスに乗っていた。