慰安婦強制動員の否定はホロコーストを否定するようなもの(1)

慰安婦強制動員の否定はホロコーストを否定するようなもの(1)

2014年11月04日10時46分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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マイケル・シャーマー氏は「太陽の光(事実)は最高の消毒剤(性的奴隷否定論の誤りを立証)」と話した。(写真=中央フォト)
  日本政府と右翼運動家は、連日のように第2次大戦時における従軍慰安婦の強制動員を否定している。強制的に連れて行かれた慰安婦被害者がまだ生きているにもかかわらずだ。日本は歴史的事実からなぜ目をそらすのだろうか。米国の有名な科学作家マイケル・シャーマー博士(60)は中央日報の電子メール取材に対して「強制動員を否定する日本はホロコースト(ユダヤ人大虐殺)の否定論者と違うところがない」とし「個人だけでなく集団も事実を否定する。犯罪が悲惨なものならもっとそうだ」と明らかにした。シャーマー氏はその回答の中で「慰安婦(comfort woman)」という単語の代わりに「性的奴隷(sex slaves)」を使った。

  シャーマー博士は『なぜ人はニセ科学を信じるのか(WHY PEOPLE BELIEVE WEIRD THINGS)』(邦題)で、ネオナチのホロコースト否定論を批判した。否定論者らは小さな間違いで事実全体を否定したり、自分たちの都合の良いデータだけを提示する手法を使うと論証した。それとあわせて些細な不一致のためにホロコーストの存在自体を否定するのは詭弁だと指摘した。シャーマー氏は『神は妄想である(The God Delusion)』(邦題)のリチャード・ドーキンス氏や『銃・病原菌・鉄(Guns,Germs,and Steel:The Fates of Human Societies)』(邦題)のジャレド・ダイアモンド氏らと共に1997年に懐疑主義者団体「The Skeptics Society」を創設した。UFO拉致、インテリジェント・デザイン(知的設計論)、心霊科学などニセ科学を論駁する団体だ。彼は激しい討論を行いながらも相手を配慮する「優しい懐疑論者」とも呼ばれる。以下シャーマー氏との一問一答。

  --ホロコースト否定論者らの論理構造が慰安婦強制動員否定論者と似ているとみるか。

  「はっきりと似ていると言える。ホロコースト否定論者と性的奴隷否定論者の共通点は非常に多い。事実(facts)の否定は個人の次元ではよくあることだ。しかし集団的でも起きる。人々はありえないようなことやあまりにも凄惨な犯罪をなかなか信じない。ホロコースト、南京大虐殺、そして性的奴隷がその事例だ。逆に、信じられないがゆえに操作されたと説明したり事実を立証する目撃者の陳述や文書の(ささいな)矛盾を指摘したりする。ホロコースト・南京大虐殺・性的奴隷を疑うことが彼らの政治的イデオロギーに符合する点もある」

慰安婦強制動員の否定はホロコーストを否定するようなもの(2)
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