北朝鮮労働新聞の3面に回された中国主席の祝電

北朝鮮労働新聞の3面に回された中国主席の祝電

2014年09月11日09時12分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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北朝鮮政権樹立66周年に対する習近平中国国家主席の祝電を掲載した9日付の労働新聞3面。右側の赤い線内が習主席の祝電。
  北朝鮮の党機関紙・労働新聞が政権樹立66周年を伝えながら、中国の習近平国家主席の祝電を3面に、プーチン露大統領の祝電を1面に掲載した。別の日に載せたという差はあるが、対北朝鮮消息筋は意図的に中国を低めるものだという見方を示した。

  労働新聞は政権樹立日(9・9節)の9日付3面に、「中国の党および国家領導者が祝電を送ってきた」とし、習主席の祝いの言葉を伝えた。しかし習主席の祝電の記事は3面の上段右側に配置し、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記がシリアのアサド大統領に送った誕生日の祝電よりも後まわしとなった。

  同日付の1面は政権66周年を祝う社説を掲載し、2面には金日成(キム・イルソン)主席と金正日(キム・ジョンイル)総書記の生前の写真11枚で載せた。

  労働新聞は翌日の10日付ではプーチン大統領の祝電を1面トップ記事で掲載した。続いてキューバのラウル・カストロ共産党第1書記の祝電を載せ、北朝鮮を訪問した日本の山梨県代表団が金正恩に花を伝えた記事を配置した。

  金正日の執権当時、労働新聞は主要行事がある度に海外の祝電を紹介し、中国最高指導者の言葉を真っ先に紹介していた。このため今回は習主席を意図的に冷遇したという分析が出ている。

  韓国政府の当局者は「習主席の祝電を金正恩のものより後ろに配置し、プーチン大統領のものは翌日に大きく扱う巧妙な編集をし、外交的なメッセージを表した」と述べた。この当局者は「金正恩時代に入って疎遠になった朝中関係を反映したようだ」と主張した。

  中国は金正恩が後継者に推戴された直後の2011年2月、「朝鮮革命の継承問題が輝くように解決された」(孟建柱中国国務委員)と後押ししていた。しかしその後、3度目の核実験とミサイル挑発が続くと、国連の対北朝鮮制裁に参加した。

  7月に習主席が訪韓し、朴槿恵(パク・クネ)大統領と「北核不用」などに合意すると、北朝鮮国防委員会は「一部の軸のない国々も盲従し、朴槿恵を抱え込もうとする」と中国を非難した。
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