【コラム】中国の求愛は、なぜこれほど熱いのか(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.08.20 10:50
「アイスクリームを揚げたもの」のようだ。イ・ヒオク成均(ソンギュン)中国研究所長が伝える先月の韓中首脳会談についてのある中国官僚の評価だ。何の話なのか。揚げたアイスクリームのように、表面は熱いが中は冷たかったということだ。両国政府が表面的には「歴史的な成功」などと言っていたが、内部的には互いにとても残念がっていたという話だ。
何がそんなに残念だったのだろうか。韓国の立場から見れば、北核問題に関して期待に沿うほどの進展がなかった。共同声明は依然として北朝鮮の核開発反対でなく韓国まで含めた意味での韓半島(朝鮮半島)の核開発反対を明らかにした。朴槿恵(パク・クネ)大統領の統一構想であるドレスデン宣言は、ドレスデンという言葉自体を使用できず、その内容を共同声明に盛り込むことで満足しなければならなかった。