“死のウイルス”エボラ出血熱、空気感染しないが血液・唾・汗には要注意(2)

“死のウイルス”エボラ出血熱、空気感染しないが血液・唾・汗には要注意(2)

2014年08月04日11時48分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  Q=過去にエボラ出血熱が発病・拡大した時と違う点は。

  A=以前、エボラ出血熱が流行したところはコンゴ・ウガンダなどアフリカでも孤立した国だった。しかし今回、エボラ出血熱が急速に拡大しているギニア・シエラレオネ・リベリアは国内外の人々の往来が多い国だ。このため短期間に感染者と死亡者が急速に増えている。マーガレット・チェンWHO事務総長は「発病地域の住民が感染患者を隔離収容するのを『死亡宣告』と考えている」とし「感染した家族をそのまま家に置いたり、巫女に治療を任せたりもする」と懸念を表した。

  Q=治療方法は全くないのか。

  A=現在のところ予防ワクチンや治療剤は全くない。エボラ出血熱感染初期に症状を緩和させるために水分を補充するための点滴、血栓が生じるのを防ぐ抗凝固薬を投入する方法がそれなりに効果がある。エボラ出血熱は最初の発見当時、アフリカ地域に限られたウイルスだったため、ワクチン研究に積極的に取り組むところがなかった。カナダの製薬会社テクミラは最近、エボラ出血熱のワクチンを開発し、臨床試験を進行中だったが、米食品医薬品局(FDA)は「安全でない」という理由で中断させた。米国国立保健院(NIH)は来月、エボラ出血熱のワクチンを人体に投与する試験に本格的に入る予定だが、早くても来年1月にワクチンの結果が出る予定だ。

  Q=潜伏期にある人からも伝染するか。

  A=そうではない。症状がなければ伝染性もないと見るべきだ。エボラ出血熱に感染した人でも発熱などの症状が表れなければ他人にウイルスを移さない。したがって潜伏期にある患者からは伝染しない。エボラ感染症状が具体的に出ている人と接触してこそ感染する可能性がある。それが新型肺炎(重症急性呼吸器症候群)とエボラ出血熱が異なる点の一つだ。新型肺炎は潜伏期にも伝染する。

“死のウイルス”エボラ出血熱、空気感染しないが血液・唾・汗には要注意(1)
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