【コラム】ドイツもうらやむ開城工業団地(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2014.07.22 15:01
7選のドイツ連邦下院(ブンデスターク)議員、ハルトムート・コシュク韓独フォーラム共同代表(55)は代表的な知韓派政治家だ。先週ソウルで開催された第13回韓独フォーラムに共同代表として出席したコシュク議員は、南北関係改善のためにいくつか破格的な提案をし、注目を集めた。その中でも開城(ケソン)工業団地活性化および拡大の必要性を特に強調した。
コシュク議員は北朝鮮の高官とともに平壌(ピョンヤン)を出発し、開城工業団地を訪問する機会があったという。「開城で働く北朝鮮人の一人一人が革命的な変化を経験しているということを確信した」と語った。閉鎖的な共産主義社会の北朝鮮の住民が先端施設の工場で世界経済の競争体制に合わせて働くという生きた経験の機会を持つことは、将来の南北統合において非常に重要なことだという。