「最後のチャンス欲しい」…涙の韓国パンテック

「最後のチャンス欲しい」…涙の韓国パンテック

2014年07月11日08時56分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  李俊雨(イ・ジュンウ)パンテック代表理事は10日、ソウル上岩洞(サンアムドン)の社屋で緊急記者懇談会を開いて移動通信3社の出資転換参加を涙で訴えた。李代表は「債権団が提示した出資転換案を移動通信会社が受け入れるのは容易でないものと考える」として「しかし、パンテックの存続のために前向きに検討してもらえるよう切実にお願いする」と話した。

  李代表は引き続き「今まで差別化された製品と技術力で寄与してきたにもかかわらず、今は風前の灯火のような状況に置かれている」とし、「経営正常化方案が正常に進められ財務構造が改善されれば独自生存にも問題がないと見る」と強調した。

  パンテックが生死の岐路に立っているだけに、この日の記者会見は凄然としていた。李代表は「涙で訴える」、「チャンスが欲しい」、「謝罪する」という話を何度も繰り返した。李代表は「最後の瞬間まで経営正常化のために最善を尽くす」とし、「もう1度、チャンスが与えられるならば今日の苦痛を必ず補える機会を作るようにする」と頭を下げた。

  パンテック回復の実権はSKテレコム、KT、LGユープラスなど移動通信3社が握っている。パンテックの企業財務構造改善(ワークアウト)を進めている産業銀行など債権団は債権3000億ウォン(約299億7千万円)を出資転換することに決めた。これには移動通信3社が持つ1800億ウォン(約179億8千2百万円)規模の債権も出資転換しなければならないという条件が付いている。だが、移動通信会社はこれに対し否定的だ。債権団が出資転換決定の期日を8日から14日に延ばしたが移動通信3社は依然として沈黙を守っている。事実上、債権団の要求に拒否の意思を明らかにしたのだ。

  パンテックのこの日の涙の訴えにも移動通信3社は明確な立場の変化を見せずにいる。ある移動通信会社関係者は「国内外の携帯電話製造業者間の競争が深刻化している状況の中、パンテックが回復するだろうと株主を説得する自信がない」と伝えた。他の移動通信会社関係者も「現時点では変更はなく、苦しい思いでずっと悩んでいる」と遠まわしに話した。

  
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