「最後のチャンス欲しい」…涙の韓国パンテック
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.07.11 08:56
李俊雨(イ・ジュンウ)パンテック代表理事は10日、ソウル上岩洞(サンアムドン)の社屋で緊急記者懇談会を開いて移動通信3社の出資転換参加を涙で訴えた。李代表は「債権団が提示した出資転換案を移動通信会社が受け入れるのは容易でないものと考える」として「しかし、パンテックの存続のために前向きに検討してもらえるよう切実にお願いする」と話した。
李代表は引き続き「今まで差別化された製品と技術力で寄与してきたにもかかわらず、今は風前の灯火のような状況に置かれている」とし、「経営正常化方案が正常に進められ財務構造が改善されれば独自生存にも問題がないと見る」と強調した。
パンテックが生死の岐路に立っているだけに、この日の記者会見は凄然としていた。李代表は「涙で訴える」、「チャンスが欲しい」、「謝罪する」という話を何度も繰り返した。李代表は「最後の瞬間まで経営正常化のために最善を尽くす」とし、「もう1度、チャンスが与えられるならば今日の苦痛を必ず補える機会を作るようにする」と頭を下げた。