「破壊的革新の時」…注目される李在鎔とティム・クックのリーダーシップ(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.07.10 11:44
サムスンのライバルであるアップルはティム・クック最高経営責任者(CEO)体制が安定期に入った雰囲気だ。ジョブズの死後3年にわたり“ナンバー2症候群”に苦しめられたクックが最近になりジョブズのくびきから抜け出し本格的な歩みに踏み出したのだ。米ウォールストリートジャーナルは8日、「4月末から“ティム・クックのアップル”が本来の姿をくっきりと表わしている」とし、“クックスタイル”に注目した。
実際にクックはジョブズが目をつけた“静かな代打”だった。ジョブズが2004年のすい臓がん手術と2009年の肝臓移植手術で席を空けるたびに彼は代打CEOを引き受けた。2011年8月、初めてジョブズのいないアップルのトップになった彼が越えなければならない山はサムスンでもグーグルでもない、前任者のジョブズだった。「クックは未来革新に関心がない」という評価がこの3年間続いた。