－－ブラジルのサッカーについてどう思うか。

「観客を見れば本当に熱情的だ。イラン－ナイジェリア戦に約５万人が来た。言うまでもないが、ブラジルサッカーは才能があふれる。その程度ははっきりと言える」

－－４年後のＷ杯がロシアで開催される。プレッシャーがあると思うが。

「ロシアは１２年ぶりにＷ杯に出場する。次回ホームで開催されるＷ杯に備えて多くの経験ができれば、非常に良いことだと思う。最高のチームが出場したので、非常に良い経験になるはずだ。それだけでなく欧州選手権など、すべてのことが経験になるだろう」

－－韓国戦の当日が誕生日だ。ロシアが大きなプレゼントを贈るだろうか。

「私はプレゼントを期待しない。プレゼントをするには、それだけ何かをしなければいけないと考える。今回のチームは我々が徹底的に準備したと思っている。Ｗ杯に来るために最善の準備をしたし、コンディションも最高だ。だから自信がある」

－－４年前の南アフリカＷ杯当時、イングランドを指揮した。当時はドイツ戦でランパードのシュートが相手ゴールラインを越えたが、認められなかった。ブラジルＷ杯のフランス－ホンジュラス戦ではビデオ判読でゴールが認められた。

「国際サッカー連盟が変わり、違いが生じた。南アフリカＷ杯当時はイングランドに不利なことがあった。もう専門家の目には、大きな違いがあることが分かるだろう。技術のおかげだが、逆に代価を支払う可能性もある」

－－イタリアがサウナをうまく活用してイングランドに勝った。最後の１０分間はかなり役立った。クイアバの蒸し暑さには備えたのか。

「ブラジルに暮らしているのか。モスクワに暮らしているのではないのか。我々がモスクワで練習した時は３２度だった。世界で最も熱かった。我々は非常に運が良かった。クイアバはそれほど熱いと思わない。モスクワの方がはるかに熱かったし、選手もそう思っている」　

同席した主将のワシリー・ベレズツキは「昼の炎天下で練習した」と話した。

－－ＳＮＳ（ソーシャル・ネットワーク・サービス）で私生活を統制している。韓国もそのような傾向があるが。選手の私生活を禁止する理由は。

「毎日、我々は一日に２人の選手がインタビューをした。ツイッターなどＳＮＳは知能的に使わなければ、非常にわずらわしくなる。いっそのこと選手に１カ月間は控えるよう話した。家に帰って好きなだけすればいい」


＜Ｗ杯サッカー＞自信？　傲慢？…ロシア監督「韓国選手の名前は覚える必要ない」（１）