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【コラム】速さに慣れすぎている韓国、少し遅くても確実に行こう(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.05.20 16:05
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米ロサンゼルスに来てから5カ月過ぎた。30年ぶりに会った故郷の友人とは積もった話をした。その友人はかなり苦労があったという。今は小さな会社を経営しながら頑張って暮らしている。米国市民権を持つが、祖国に対する深い思いも抱いていた。満たされた気分だった。起亜自動車と現代自動車が路上を走る姿を見る時、電子製品売り場でサムスンのロゴ入りユニホームを着て筆者に熱心に説明する米国人を見た時、自負心を感じた。ドジャースタジアムで米国人が柳賢振(リュ・ヒョンジン)について話す時、ソチ冬季オリンピック(五輪)でキム・ヨナを応援する米国の人たちと一緒にいた時は、胸が熱くなった。世界一の強大国という米国の真ん中で、私たちが占めている存在感による自信というか。

一方、理解できないことも数多く経験する。運転免許証の発給を受けるのに3カ月かかった。カリフォルニアの財政状態が劣悪で、人員を削減したためだという。とはいえ、人員の問題だけでなく、怠惰の問題であるようだ。家賃やすべての公課金は、小切手に金額を書いてサインし、切手を貼って封筒に入れて送らなければいけない。1970年代にしたことだが、コンピューターが発達した今でもこのようにしている。非常に非効率的だ。子どもの学校のロッカーにある開閉装置は、私たちがすでに忘れているダイヤル方式だ。生まれて初めて見るこの開閉装置に驚いた子どもには、何度も説明しなければならなかった。このように遅くて不便なことはあちこちで目にする。こういう方式で大きな米国社会を維持することはできるのだろうか。不思議で、やや情けないとも思った。

 
しかしそうではなかった。子どもを乗せた旅客船「セウォル号」が海中に沈むのをただ眺めるしかない私たちのもう一つの現実があった。誇らしく感じていたことがすべてしん気楼だったのではと疑った。孫ほどの子どもたちを船内に置き去りにして自分だけが助かろうと逃げた船長と船員、子どもが海に沈んでいくのを見ながらも右往左往する公務員、こうした状況でもお互い責任転嫁する卑怯さ、次々と明るみに出てくるクモの巣のように絡んだ黒い利益の鎖など、人間のあらゆる醜さを私たちは世界に見せた。経済発展という殻の中に、こういうものが入っていたというのだから。一方では誇らしい韓国人がいたが、一方では非常に汚い人間の姿もあった。


【コラム】速さに慣れすぎている韓国、少し遅くても確実に行こう(2)

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