<ソウル地下鉄追突>地下鉄2号線、信号故障のまま4日間運行(1)

<ソウル地下鉄追突>地下鉄2号線、信号故障のまま4日間運行(1)

2014年05月04日11時53分
[ⓒ 中央SUNDAY/中央日報日本語版]
comment
0
share
このエントリーをはてなブックマークに追加
mixi
  3日午後3時、ソウル市庁2階記者室。ソウル市とソウルメトロ幹部が前日249人の負傷者を出した地下鉄2号線上往十里(サンワンシムリ)駅での列車追突事故に対する調査結果を発表した。

  「事故原因は信号機の故障と暫定結論が出ました。事故当時上往十里駅に進入する前に設置された2つの信号機が誤った信号を表示したため列車自動停止装置(ATS)が作動せず、後続列車が前の列車に追突することになりました」。

  セウォル号沈没事故の衝撃の中で増している国民の不安感を意識したのか。ソウル市関係者らは信号機故障の理由を付け加えた。

  「先月29日に運転士の要求で乙支路(ウルチロ)入口駅にあるポイントレールの速度条件を変えるため連動装置のデータを修正し信号に問題が発生したものと把握されました」。

  当時の作業過程で信号システムと関連したデータも一緒に変わってエラーが発生し信号機に問題が生じたということだ。該当区間を通過する1日550本の列車が4日間にわたり同じ事故の危険にさらされたまま運行されたという話だ。

  セウォル号沈没の惨事から18日目に実状を表わした大韓民国の首都ソウルのずさんな安全管理システムだ。ソウル市はセウォル号沈没の翌日である先月17日から30日まで地下鉄も特別点検をした。特に信号機は日常的な点検対象だった。しかし毎日のように行われた点検でも信号機のエラーは発見されず、4日間も故障した状態で放置され今回の事故が起きたのだ。

  「事故が慢性化した不安共和国」という嘆きがあちこちから出ている。社会のあちこちで「日常的な危険」にさらされなければならない国民は政府とシステムを信じることができず、1人の力で危険に耐えなければならない状況だ。ソウル市関係者は、「調査の結果、事故を初めて通報したのは市民で、公式的な乗客待避案内放送は事故の7分後から行われた」と話した。セウォル号事故後も当局の安全管理システムに大きく変わったものはない。当時事故車両に乗っていた乗客はこのように証言する。

  「追突された列車に乗っていた乗客は事故とともに停電になるとすぐにドアを開けて線路を歩き出し安全地帯に待避した。事故後『外に出ずに待機するように』という案内放送があったが、すでに乗客は脱出していた」。(中央SUNDAY第373号)

<ソウル地下鉄追突>地下鉄2号線、信号故障のまま4日間運行(2)

【特集】ソウル地下鉄衝突事故
【今日の感想】この記事を読んで・・・
興味深い
悲しい
すっきり
腹立つ
役に立つ

今日のイチオシ記事