<韓国旅客船沈没>海中に入れたが…失敗に終わったダイビングベル(2)

<韓国旅客船沈没>海中に入れたが…失敗に終わったダイビングベル(2)

2014年05月02日09時34分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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イ・ジョンイン代表
  --家族に話す言葉は。

  「申し訳ない。救うと言って救えなかった。いかなる理由であろうと、受け入れがたいだろう」

  --海洋警察には。

  「最後の作業を頑張ってほしい。混乱を招いて申し訳ない。迷惑をかけたことが多かった。作業方法を批評し、間違いだと話したことなど」

  イ代表はこの日午後遅く、彭木港を離れた。ダイビンベルに希望をかけた行方不明者の家族は失望を隠せなかった。珍島室内体育館で待っていたイさん(43)は「それ(ダイビングベル)が入れば救助がはるかに迅速に進むように話していたので期待したが、もう民間潜水士の話は信じることができない」と述べた。

  イ代表は先月21日、行方不明者の家族の要請でダイビングベルをバージ船に載せて事故海域に現れたが、海洋警察の反対で引き返した。当時、海洋警察は「ダイビングベルに対する安全が確保されていない」と理由を説明した。「救助に画期的な転機をもたらす装備を送り返した」という非難世論が出ると、24日、金錫均(キム・ソクギュン)海洋警察庁長がダイビングベル投入を決めた。翌日の25日、イ代表はダイビングベルをバージ船に載せて事故海域に到着した。

  しかしバージ船を固定させる「アンカー」がすでに捜索作業中のバージ船のアンカーとからみ、26日、彭木港から撤収した。バージ船は29日、また事故海域に到着し、30日に最初の試みをしたが、ダイビングベルに空気を吹き込む線が絡んだため、引き上げて修理した。そして1日、2時間の作業後に戻ってきた。

  イ代表はその間、「ダイビングベルは潮流に関係なく最大20時間まで捜索・救助作業が可能だ」と主張していた。2010年の韓国哨戒艦「天安」事件当時、当時の辛鶴用(シン・ハクヨン)民主党議員の要求で国会国防委員会に出席し、「韓国哨戒艦『天安』は(爆沈ではなく)座礁した」と述べ、波紋が広がった。

  セウォル号救助団はこの日、103人の潜水士を船体に投入し、行方不明者9人の遺体を収容した。これで犠牲者は221人、行方不明者は81人となった。救助団はセウォル号の111個の隔室(客室と食堂を含め船体内部の密閉された空間)のうち、犠牲者がいるとみられる64個の隔室に対する1次捜索を3日までに終える計画だ。

<韓国旅客船沈没>海中に入れたが…失敗に終わったダイビングベル(1)

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