<韓国旅客船沈没>初期救助活動が遅すぎる…大きくなる海洋警察のずさん救助疑惑(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.30 10:14
海洋警察は「救助申告を受けた直後、全南木浦海洋警察専用埠頭で非常待機していた潜水要員7人を出動させた」と述べた。珍島彭木(ペンモク)港から1時間ほど車に乗って行き、船に乗り換えて1時間かけて現場に到着した。「それが最も速いと判断した」というのが海洋警察側の説明だ。
しかし木浦には最高38ノット(時速70キロ)の高速ボートが非常待機中だ。これに乗れば海辺から86キロの距離の事故地点まで1時間11分で到着する。海洋警察は「高速ボートは短距離救助用で、事故現場まで行きにくいと判断した」と説明した。