<韓国旅客船沈没>朴大統領「官僚マフィアを完全に追放する」

<韓国旅客船沈没>朴大統領「官僚マフィアを完全に追放する」

2014年04月30日09時09分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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朴大統領が29日午前、京畿道安山花郎遊園地に設置された「セウォル号事故犠牲者政府合同献花台」を訪れた。朴大統領は犠牲者の遺影を眺めながら献花した後、黙とうした。(写真=青瓦台写真記者団)
  朴槿恵(パク・クネ)大統領が29日、旅客船「セウォル号」沈没事故に関し、「官フィア(=官僚マフィア)や公職鉄鉢などという恥ずかしい言葉を完全に追放するという気持ちで、官僚社会の積弊を国民が納得できるレベルまで確実にえぐり出して解決しなければいけない」と述べた。

  朴大統領は青瓦台(チョンワデ、大統領府)で開かれた国務会議で、「内閣全体がすべてのものを原点から国家改造をするという姿勢で、根本的かつ徹底的な国民安全対策を用意するべき」と指示し、このように述べた。

  朴大統領は「海運会社と船長らの無責任な態度が直接的な事故原因ではあるが、かなり以前から私たちの社会に慢性的に根を下ろしてきた固定化した非正常的な慣行と大目に見る行政文化が大きな影響を及ぼした」とし「今回は必ず過去から続いてきた誤った問題を正し、新しく大韓民国の枠を組み直す」と述べた。

  続いて「昨年、原発不正と崇礼門(スンレムン、南大門)復元の問題点が表れ、カルテル構造が明らかになったのに続き、海運業界も関連機関の退職公職者が安全管理を担当する地位を占め、政府と業界の癒着関係が形成され、不法性をきちんと監督できなかったことが明らかになった」と指摘した。

  また「海運業界はもちろん、他の分野でも業界と癒着関係が形成され、不法をまともに監督できない弊害が生じないようにする必要がある」とし「関連機関に退職公職者が行けないよう関連制度を根本的に刷新しなければいけない」と強調した。

  朴大統領は「過去から慣行的に続いてきた少数人脈の寡占と癒着は、一つの部処の問題ではなく、すべての部処の問題」とし「公職社会改革を強力に推進していく」とも述べた。

  この日、朴大統領は「多くの尊い命を失い、国民の皆様に申し訳なく、気が重い」と述べ、事故発生14日目に公式的に国民に謝罪した。朴大統領は「事故を予防できず、初動対応と収拾が十分でなく、どう謝罪すれば、その痛みと苦痛が少しでも癒されるのか分からない」と話した。朴大統領は事態の収拾がつけば、国民への謝罪や国家改造構想など改めて立場発表をする予定だ。

【特集】韓国旅客船「セウォル」沈没事故
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