サムスンが大規模な構造調整を断行…母胎企業「第一毛織」が歴史の中に消える(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.01 09:46
サムスンがグループ内の「サプライズ・ビッグディール(大規模事業構造調整)」を断行した。サムスンSDIと第一毛織を合併し、資産規模15兆ウォン、年間売り上げ10兆ウォン規模の巨大素材・部品企業を作ることにしたのだ。サムスンSDIは今回の合併を通じて売り上げ基準としてサムスン電子・サムスンディスプレイに次ぎ、グループ内電子系列会社のうち3位に入ることになった。
2つの会社は31日、それぞれ理事会を開いて1(サムスンSDI)対0.4425(第一毛織)の割合で合併することに決め、7月1日まで合併手続きを終えることにした。合併方式ではサムスンSDIが第一毛織を吸収した後、会社名で「サムスンSDI」をそのまま使うことにした。1954年、グループの母胎企業から出発した第一毛織が60年ぶりに歴史の中に消える破格的な決定を下したのだ。