「北方領土の日」にソチへ行った安倍首相(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.02.10 08:58
2014冬季オリンピック(五輪)が開催されているロシア・ソチでは、選手の競争に劣らず各国首脳の外交戦も激しい。開幕式が開かれた7日には、国家首脳や国際機構の首長など44人が出席した。
オバマ米大統領など西欧の首脳は出席しなかったが、過去の歴史・領土をめぐり葛藤する中国の習近平国家主席と日本の安倍晋三首相が出席し、激しいスポーツ外交戦を繰り広げた。
7日にソチに到着した安倍首相は、8日にプーチン大統領と首脳会談を開いた。7日は日本政府が定めた「北方領土の日」だ。第2次世界大戦の終戦直前、北海道の西北側のクリル列島(千島列島)4島(北方領土)をロシアが実効的に支配し始め、両国は領有権問題で激突してきた。しかし今回の会談では、批判ではなく早期に問題を解決して平和協定を結び、経済協力を強化しようという言葉が交わされた。