韓国駆逐艦が5時間停電、その間に北が攻撃していれば…(1)

韓国駆逐艦が5時間停電、その間に北が攻撃していれば…(1)

2013年10月23日08時59分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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ブラックアウト事故地点。
  西海(黄海)の北方限界線(NLL)を守る西海第2艦隊の主力駆逐艦「乙支文徳」で昨年12月未明、ブラックアウト(大停電)が発生し、於青島付近の海上で5時間ほど立ち止まっていたことが確認された。

  「乙支文徳」は「広開土大王」に続き韓国国内の技術で設計・製作した2隻目の駆逐艦(3800トン級)で、艦対地・艦対空ミサイルと魚雷、近接防御武器体系(CIWS)2門、先端レーダー、ソナー(音波探知機)を備えた西海防御の核心戦力。2機の作戦用ヘリコプターも搭載できる。

  国会国防委員会所属の安圭佰(アン・ギュベク)議員(民主党)が22日に海軍から受けた報告書「乙支文徳の停電原因究明および精密診断結果」で、その「乙支文徳」に停電が発生していたことが分かった。

  昨年12月9日午前3時30分、全羅北道群山市沃島面於青島の西南110キロの海上で対潜水艦作戦中、発電機2台が突然警報を鳴ならして非常停止した。直ちに電源が切れた。真っ暗な海上に全長135メートルの巨艦が明かりもなく浮いていたのだ。当時「乙支文徳」には約170人が乗っていた。

  停電の5分後、艦長は「戦闘配置」指示を出した。非常事態を迎えた際に取る措置だ。「乙支文徳」の発電機は計4台。乗組員が残り2台の予備発電機を稼働させようとしたが作動しなかった。このため近くで作戦中だった「栗谷李珥」に発光信号を送り、交信を試みた。しかし距離が遠く、失敗した。平沢の西海第2艦隊とも交信を図ったが、今度は通信室の通信機が作動しなかった。通信室に置かれた非常バッテリー12個のうち9個が不良品で、電源が不足した。

  停電発生から25分後、ようやく第2艦隊と交信した。別の非常通信機を稼働して交信できたのだ。海軍は報告書で「非常通信機の準備状態が不十分で25分もかかり、艦隊に直ちに停電事態を伝えるのに十分でなかった」と明らかにした。

  「乙支文徳」の状況が伝えられた第2艦隊は民間船舶が接近しないよう「栗谷李珥」に周辺の商船・漁船を統制するよう指示した。「乙支文徳」には波に流されないように「非常投錨」の準備を指示した。「乙支文徳」を曳航するため「崔瑩」も待機させた。

韓国駆逐艦が5時間停電、その間に北が攻撃していれば…(2)
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