「韓国人が韓国市場に最も悲観的」(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2013.09.20 16:05
「新興国を売って韓国を買え」。世界的な投資銀行ゴールドマンサックスは先月30日、こうした内容の報告書を出した。
報告書を要約すると、こうだ。「韓国・中国・台湾を買え。堅調な輸出のため、先進国の景気回復の恩恵を受けるだろう。慢性的に経常収支赤字の新興国は危険だ。その間、赤字を外国人資本投資で埋めてきた。量的緩和の縮小で流動性が落ちれば持ちこたえるのが難しい」。
ゴールドマンサックスだけではない。米国のウォールストリートジャーナル(WSJ)と英フィナンシャルタイムズ(FT)も韓国経済に対して楽観的な見方を示している。こうした予想のため、今月に入ってKOSPI(韓国総合株価)は上昇した。11日には3カ月ぶりに2000を回復した。外国人は15営業日連続の買い越しだ。しかし個人投資家はまだ半信半疑だ。外国人が買い続ける間、個人は14営業日連続で売り越しとなった。