開城工業団地の基盤施設を点検、再稼働に大きな問題なし
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2013.08.18 11:58
開城(ケソン)工業団地再稼働に向けた1次点検団が17日に北朝鮮を訪問した。工業団地稼動が中断されてから4カ月ぶりだ。開城工業地区管理委員会、韓国電力、水資源公社、KTの関係者らで構成された30人の点検団はこの日10台余りの車に分乗して北朝鮮に入り、午後5時ごろに帰還した。訪朝団は工業団地で電力と通信・用水関連インフラを点検した。
点検団の一員として工業団地を訪れた韓国電力のチョ・ギヒョン開城支社長は、「電力設備は少し手を入れなければならないが大きな問題はない」と話した。韓国電力はムンサン変電所と工業団地の平和変電所を結ぶ送電線を点検した。韓国電力はムンサン変電所から154キロボルトの送電線を通じ工業団地内の平和変電所に電気を供給してきた。開城工業団地の稼動が中断されてからは通常の10分の1水準となる1日3000キロワットの電力を供給してきた。