世の中のすべての漫画、集まれ!…韓国で漫画専門ウェブマガジン

世の中のすべての漫画、集まれ!…韓国で漫画専門ウェブマガジン

2013年08月08日15時43分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
comment
0
share
このエントリーをはてなブックマークに追加
mixi
写真拡大
(上)左からユン・テホ氏とキム・ポンソク氏。(下)漫画家ホ・ヨンマン氏が『エイコミックス』の創刊に送ってきた祝電。(写真=エイコミックス)
  #おもしろい漫画を読んだ。作家はどんな人なのか、ほかの人の反応はどうなのか気になる。だが、当然参考にするサイトがない。

  #漫画を描いた。読む人がどんな印象を受けたのか気になる。だが短いコメントのほかに深みのあるレビューを探すのは難しい。

  韓国の漫画界がおかれた現実だ。ポータルサイトで毎週数百編の漫画があふれ、外国の漫画本も着実に翻訳・出版されているが、漫画を文化の一ジャンルとしてアプローチする媒体は一つもない。漫画ファンたちのこうした葛藤を解きほぐしてくれる雑誌が創刊される。8日にオープンする漫画専門ウェブマガジン『エイコミックス』(http://acomics.co.kr)だ。

  ウェブマガジンを企画したのは『苔』『未生』などの作品で注目されている漫画家ユン・テホ氏(44)だ。かなり以前から漫画専門媒体の必要性を感じてきた彼は、最近作『未生』にあふれている読者らの関心を見て「これ以上、先送りしてはいけない」と確信することになった。

  1年以上、さまざまな人々に会って助けを要請し、出版社ウィズダムハウスで一部支援を受けて創刊作業に着手した。趣旨に同感した文化評論家キム・ポンソク氏(46)も創刊チームに合流した。

  『エイコミックス(A-Comics)』のAは「All(すべての)」を意味する。国内外の出版漫画はもちろんウェプ漫画・モバイル漫画まで「世の中のすべての漫画」が対象だ。中心コンテンツは漫画レビューと作家インタビュー。毎日アップデートされるウェプ漫画の中で何を読むか悩む人には、その日その日の最高ウェプ漫画を選ぶ「ベスト10」コーナーが役立つようだ。

  漫画トレンドについての深みのある企画記事や女性好みの漫画だけを集中的に紹介するコーナーも用意される。漫画家の“絵”に集中的にスポットを当てる「スペシャルインタビュー」にはユン・テホ氏が直接インタビュアーとして出る。

  漫画の中に登場する場所を紹介する「停止画面の中の停止画面」、漫画に似合う音楽を探してみる「好きなようにOST」などでは漫画と違ったジャンルの疎通を試みる。漫画コンテンツが映画やドラマ、ゲームに拡張されるこの頃のトレンドを反映して印象的な漫画場面を映画やドラマで仮想制作してみるコーナーも準備されている。

  『スラムダンク』の「左手は添えるだけ!」のような名セリフを紹介する「その場面、そのセリフ」、韓国では出版されない漫画を紹介する「出版要求」などはちょっとしたアイディアが光る。

  ユン氏は「一つの分野が成長するためには作家が良い作品をつくり出すことも必要だが、創作者と消費者を積極的につなげる媒体の役割もとても重要だ。エイコミックスが韓国漫画界をより活気づけることを期待している」と話した。
【今日の感想】この記事を読んで・・・
興味深い
悲しい
すっきり
腹立つ
役に立つ

今日のイチオシ記事