麗水万博の施設、またお払い箱に?(1)

麗水万博の施設、またお払い箱に?(1)

2013年03月25日15時12分
[ⓒ 中央SUNDAY/中央日報日本語版]
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2012年麗水エキスポの代表的な設置物Big O(写真上)。 台風による被害で現在修理中の麗水エキスポBig O。
  昨年5月から8月までの約3カ月間に約820万人が訪問した麗水世界博覧会。しかし事業性などを理由に事後の活用が計画通りに進まず、施設がお払い箱になる可能性が高まっている。行事を誘致して土木工事をすることばかりに注目し、行事後には放置するというパターンが繰り返されているのだ。1993年の大田エキスポの前轍を踏むのではないかという声も出ている。大田エキスポは約1400万人の観覧客を集めるなど盛況だったが、事後に活用されず、20年間にわたり大田の悩みの種になってきた。

  ◇理事長もいない麗水博覧会財団

  麗水から乗用車で30分足らずの順天市では、来月20日から「2013順天湾国際庭園博覧会」が開催される。10月末までの6カ月間、400万人以上が観覧すると主催側は見込んでいる。当然、麗水市民も付近で開催される大型行事なので期待が大きい。順天に来た観光客の一部を麗水に引き込めば、地域経済に大きく役立つからだ。このためエキスポ当時の主要施設を早く再開場してほしいと要求している。

  麗水市はひとまず4月20日の再開場を目標にしている。しかし核心の「Big O」の完全再稼働はさらに遅れる見通しだ。事後活用計画がはっきりしない中、天災地変まで重なったためだ。エキスポ現場の中心になる「Big O」は、高さ47メートルの円形構造物The Oと周辺の噴水および音響機器、公演舞台が一つになった複合施設。エキスポ当時の代表的な設置物で、人気が高かった。しかし今は大々的な復旧工事中だ。昨年9月、南部地方を襲った台風16号の直撃弾を受けたからだ。

  電気・機械施設の浸水で補修が必要だ。完全復旧には時間がかなりかかる見通しだ。麗水市庁の関係者は「昨年のようなBig Oは6月末ごろ可能」と話した。

  問題はまだある。再開場を含む博覧会事後活用事業の主体である2012麗水世界博覧会財団がきちんと運営されていない。財団は今年初めに発足したが、有名無実だ。理事も定員9人のうち5人が空席で、理事長もいない。財団を管理監督し理事長を任命する法的権限は復活した海洋水産部長官にあるが、政府組織法が22日に国会を通過したからだ。ユン・ジンスク長官候補が人事聴聞会を通過しても、博覧会財団が役割を果たすには相当な時間が必要と予想される。

  事後活用の責任を持つ財団が空転する中、昨年行事を率いた博覧会組織委は1月末すでに解散した。このため現在の業務は、組織委の法的清算業務を担当する清算団がしている。シン・ホセン清算団長は「清算業務のほか、施設の補修、再開場計画の準備までしている」とし「職員30人が連日夜通しで働いているが、人材と予算が不足して苦労している」と話した。

  (中央SUNDAY 第315号)

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